8月は農業者大学校も休みとなり、みんなそれぞれ自己学習したり、実家に戻って農作業を手伝ったり、農業イベントに参加したりと充実した日々を過ごされているみたいです。
一方わたしは、お盆に実家に戻り草刈りをしていましたが、あとの時間は、果樹研究所で実習をさせてもらっています。八月の前半は桃の収穫が忙しく、収穫後に桃の味を調査して新たな品種が生まれる育種調査のお手伝いをしていました。
一日に数十種類の桃を食べるので、桃好きの人にはたまらない調査かもしれませんが、さすがに1ヶ月以上も続くと飽きてしまうのが人間です。しかも、全てが美味しい桃ということはなく、全体の1割~2割が美味しいなって感じる桃で、あとはなんとも言えない味の桃があったり、とても固い肉質の桃があったりと様々です。
品種になっている桃も、もちろん植えつけてあるので、有名どころの白鳳やあかつき・清水白桃・川中島白桃なども味見しました。個人的には、岡山県で有名な清水白桃が肉質と食感が素晴らしく美味しかったです。
大きな発見の一つとしては、果樹研究所にきて黄色い桃が生食で食べると物凄く美味しいことに気付きました。最近、果樹研究所で品種登録された、『つきあかり』という品種や、品種になれないが味はピカイチの品種もありました。有名どころでは黄金桃という黄色い桃が古くからあるみたいですが一般的には白い桃が生食としては好まれています。これからは黄色い桃の時代が来るかもしれません。育種をされている研究員の人たちも黄色い桃の美味しさを高評価していました。
私もこの夏に、100種類以上の桃を食べましたが、総合的には白い桃よりも黄色い桃の方が美味しいという結論に達しました。黄色い桃の方が、香りと酸味が果汁に乗って濃厚な桃の味になり、なんとも言えない幸せな気分になるからです。
来月の9月上旬には福島にある福島天香園に見学に行く予定です。桃の新しい品種を出している、有名な果樹園です。今回のわたしの目玉は、最近品種登録された注目の品種「甘甘燦燦(あまあまさんさん)」と「黄ららのきわみ」です。時期的には少し早いかもしれませんが今年は桃の収穫が少し早くなっているので、もしかすれば、実際に見て食べられるかもしれないので、今からワクワクしています。
早く食べてみたいなぁ~。

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