加賀地蔵.jpg

 昨日、農業者大学校から連絡をもらって、無事に農林研究機構:果樹研究所ナシ・クリ・核果類へ正式に研修に行けることが決定した。とりあえずはひと安心である。果樹研究所へ勉強しに農業者大学校に入学したようなものだから、研修に行けなければどうしようと思っていた。

 果樹研究所では、ナシ・クリ・核果類の研究をしている方々と面接を行った。京都の梅である城州白をブランド化して、和歌山の南高梅を超えるという思いを熱心に伝えることができた。

上の写真は、つくば市の果樹研究所で育種され品種登録された「加賀地蔵」の写真である。(果樹研究所のホームページより写真は引用)

 研修中に梅について少しでも多くの知識を得られるように頑張っていきたい。育種や品種のこと、剪定方法や害虫の防除、収穫方法や加工方法と学ぶべきことはたくさんあると思う。減農薬果樹栽培や、有機での果樹栽培の今後の可能性についても聞いてみたい。

 さらに果樹研究所はクリで素晴らしい品種ができたらしい。渋皮が剥がれやすい品種で、「ぽろたん」という名前らしい。あと2~3年すれば市場にも出回ってくると思われる。クリにとっては革命的な品種になってくると思う。果樹研究所にいる間に苗木を譲ってもらって、是非とも京都の実家で栽培してみたいものだ。

 

 あえて、本人たちの写真はアップしない、どうせ後から個人情報の事などを騒ぐ奴らなので、僕には2人の友と1人の先生がいる。10ヶ月ぶりに電話で話をしたので懐かしくなって色々と思いだした。

 友の名は、田淵弘晃と村西淳だ。二人との出会いは、洛和会京都看護学校の入学式で一緒になり、僕が農業者大学校に入学するまでの6年間を共に過ごした。

 まぁどおしょうもなくくだらない二人だが、3人でなんとか頑張って看護師の国家試験に合格した。補足をすると、看護学生の頃は、鴨田崇さんという先輩も一緒になって勉強を頑張った。

 田淵ちゃんは、その後、一人でコソピンをして大学に入学し保険師の資格も獲得している。僕にとっては、ドラえもんみたいな存在で、人生のピンチを何度も救ってもらっている。山科でチンピラにからまれた時も中国でピンチになったときも、彼の秘密道具によってなんとか生き延びてこられたといっても過言ではない。

 淳は、看護学生時代は、先輩の送別会(新年会やったかも)という大切な飲み会前に、三条京阪の階段で転んで顔面に大きなたんこぶを作ったり、昼休みの休憩時間に睡眠をとって午後の授業を寝過ごすといった、間の抜けた人間である。しかしながら、看護師になりたての頃は一緒にインシデントレポートとアクシデントレポートを書き貯めながら成長してきた仲である。

 そんな3人組に看護学生時代に薬学を教えてくださったのが、薬剤師の三浦大先生である。当時は主席係長という地位を利用して若い看護師の卵を手に取るように操りっていたが、現在はもう少し偉い身分になっているらしい。三浦先生に薬学を教わっていなければ、もう少しアクシデントレポートの数が減っていたと思われる。

 看護師時代はそんな4人組で、よく遊んだ。いい年してボーリングしたり、バーベキューしたり、ねねの湯に行ったりと飲んでは温泉にいって、くだらない話をした。

 田淵ちゃんとジュンとは、三重県(津)やイタリア(ローマ)や中国(北京)と世界中を旅して、ことごとく酷い目にあっている。でもそんな旅がものすごく楽しかった。

 三重ではカリタス・コミニタス、イタリアではグラシャス、中国ではハオチーとそれぞれの語学を勉強できたし、必ずこれからの人生に役立っていくと思う。

 文化祭では僕のわがままに付き合ってくれ、オズの魔法使いを一緒にやってくれた。そのあとビデオを鑑賞したが、後にも先にもあんなに面白い映像にはたぶん出会わないだろう。しかし、とっても感謝している。とてもいい経験値を得ることができた。

 そんな僕たちも25歳を過ぎてしまった。それぞれの人生を歩み始めている。そろそろ結婚をする、しょうもない奴も出てくると思うが、結婚式ではコブクロの桜を熱唱したいとおもう。

 それぞれの人生はあるが、どうしょうもなくつまらない友と先生と一緒に時間を見つけて新たな旅に出発できればなと思う。次はタイかモンゴルあたりに狙いをさだめている。近いうちに実現してみたい。

  アルケッチャーノ 奥田シェフ.jpg

農業者大学校の特別講義で、山形県鶴岡市にてアルケッチャーノ いうイタリア料理(地場イタリアン)のシェフ:奥田政行さんに出会うことができました。

 地元の食材を活かした料理方法。農家と料理人が協力して美味しい食事を完成させる素晴らしさを知りました。講義では、アスパラガスなど、茎を切ってメッシュのきめ細かさで食材を選ぶ方法。舌の温度と食材の温度で味が変化すること。野菜にはそれぞれ調理(加熱・蒸す)することで、その野菜が持つ特徴があらわれ、その方法を知った上で料理しなければならないこと。サツマイモやったら、70℃で40分間温めると酵素アミラーゼが働き、デンプンを麦芽糖に分解し甘さが引き立つそうです。

 料理は合わせる品数が少ないほど、食材の個性が活かせれる。塩分や調味料が少なくてすむと教わりました。オーケストラを例にしていました。野菜炒めでは、キャベツと肉だけなら調味料は塩だけで十分。楽器も2種類なら自分たちでリズムをとれば波長は合います。しかし、野菜の品が増えれば、醤油やコショウといった調味料が必要になり、野菜本来の味が消えてしまいます。オーケストラも楽器が増えれば、必ず指揮者があらわれて、指揮者に合わせたリズムをとるようになります。ですから、野菜の素材を楽しむなら、2~3種類で調理を作るのが良い。しかも、奥田シェフは野菜は動物性タンパクと一緒に料理して食べるのが最も美味しい食べ方だと断言していました。

 根拠としては、野菜の食材を調理するうちに動物性の油でコーティングしてくれるからだと言っていました。あとは野菜と動物の食感は全然違うからそれぞれの個性が出て良い。豆を食べて育った羊には、豆や豆に似た野菜と一緒に料理するのが良い。料理に使用する動物が、普段何を食べて育てられたかを知り、動物が食べていた野菜や、それに似た野菜と一緒に料理するのが良いとおっしゃっていました。豆を食べて育った羊の肉を焼くと、脂から豆のほのかな香りがするらしいです。

 

アルケチャーノ トマトパスタ.jpg基本的には食材を最大限に活かす料理方法。トマトパスタは塩とオリーブオイルで味付けするのが一番美味しいんだって!!現在発売されている料理本は東京の料理人と編集者が作っているから、色んな調味料を使用して味を殺したり誤魔化したりしている。地元で獲れた野菜は少ない調味料で十分見たいです。

 奥田シェフは、野菜を作る土も動物の堆肥を使用するのが良いと言っていました。その方が元気な野菜ができて味がしっかりしているようです。

 あとは、料理を作るときは、その野菜が持っている印象や食べた時の印象を思い出して、第1~3・4・5ぐらいまで特徴を書くみたいです。そしてその反対の食材と合わせるのがベストマリアージュと言っていました。講義ではキュウリが出ました。キュウリの印象は(講義では)第1:シャキシャキしている。第2:水々しい。第3:青っぽい感じと出ました。奥田シェフはその反対の食材としてシーチキンを絞って合わせると提案しました。シーチキンを絞って、獲れたてのキュウリと合わせることで、キュウリの食感が最大限に活きます。キュウリの水々しさがシーチキンにしみ込んでいき、キュウリドレッシングとなり、それぞれの旨みが交わり美味しくなります。キュウリだけでは青っぽいですがシーチキンと交わることで、野菜の青さとして美味しく感じることができます。だからバンバンジーは美味しいんだ!と思いました。(単純すぎるかなぁ~)

 まぁ~とりあえず講義はとっても面白かったです。一度食べに行きたいとも思いました。講義の最後の質問で、「僕は梅と柿の果樹園を継ごうと思っていますが、デザートも印象と違うものを合わせて調理するのですか?」と質問しました。奥田シェフは「基本的にはフルーツは食感と甘さが大切!柿には、そば粉と合わせれば美味しいデザートができるのではないか。しかしながら昔から日本にある、干し柿が私は日本最高のデザートだと思っている。梅と柿を合わせても上手くいけば、それぞれの特徴を活かしたデザートができるかもしれない」と答えてもらった。

 まだまだ書ききれていないけど、とりあえず印象に残った言葉は書き留めた。最後に奥田シェフは「一流の農家は、自分が栽培している作物の特徴を理解しており、一番美味しい食べ方を知っている。同じ食材で何種類もの調理方法を知っている。」と言われた。

 感動した!

 

 

  梅エキス.jpg

 一月も中頃に入ってきて農業者大学校でも風邪気味の人やインフルエンザにかかって高熱を出している人が見られるようになってきた。

 僕も、身体の調子を崩したり、下痢になることがある。しかし大丈夫!そんなときは、おばあちゃんが作った梅エキスがあるからだ。元気に育った、京都に昔から伝わる梅の品種「城州白」のとれたてを、じっくりと熱で何時間も焦がさないようにエキスにします。

 我が家では、子供の頃から身体の調子が悪くなったら、お薬を飲まずに、梅エキスで治していました。腹痛は100%に近い確率で治りました。下痢が治まって、食欲が回復し、栄養満点の野菜や果物が食べられれば、人間が本来持っているホメオスタシスで病気は回復していきます。

 梅は昔から体の調子を整える作用があるとされていました。梅を熱することで発生するムメフラールとい う成分は、血液をサラサラにして血流を改善する効果があることが、農業研究機構で発表されました。糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞の予防として、ワーファリンなどの血流改善薬を飲むよりも、自然から取れた梅の成分で、糖尿病などの生活習慣病の予防ができれば素晴らしいと思います。僕は看護師出身の農業者をめざします。食生活から日本の農業と医療を守っていきたいと思っています。食べ物は素晴らしい可能性を秘めた栄養素がまだまだ眠っていると、農業者大学校で学んでいると日々感じます。風邪にまけないように頑張るぞー!!

 

 今日は学校の図書館で柿の品種の本を読んでいました。甘柿の王様はなんといっても「富有」であります。実家でつくっているのも富有です。その甘柿の先祖をさかのぼると、御所柿(ごしょがき)に行き着きました。

 今では幻の柿と称されており、めったに市場には出回らない柿だそうです。俳人:正岡子規が好んで食した柿としても有名で「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」のルーツとなったみたいです。

 御所柿の御所は、京都の御所ではなく、奈良の大和の国:御所(ごぜ)から命名されたようです。現在は昔からある品種の御所柿を守ろうと地元の農家が協力して栽培に力を入れているようです。

 僕の実家は京都と奈良の間にある城陽市なので、是非とも苗を分けてもらって御所柿を栽培したいと思っています。農研機構の果樹研究所でも多くの柿の品種があり、育種にも力を入れられているので、自分で栽培したい幻の柿と出会えることを期待しています。

 

 今日の午前2時頃から始まった、アメリカの新大統領オバマ氏の演説を、農業者大学校のクラスメイトである鎌田さんと一緒に聞いていた。感想から入ると、もっとアグレッシブな演説を行うのかなと思っていたが、静かに淡々と国民に訴えかけるような話し方であった。内容も国民に分かりやすくアメリカの現状を歴史的に振り返りながら、過ちは過ちとして認め、更なる発展を遂げるために共にがんばろう!!というもので、大統領選の勢いは感じ取れなかったが、大統領の風格を感じることはできた。

 マイナス5℃のワシントン会場に約250万人の人々が集まっていた。アメリカ国民の期待は大きく、世界の人々からみても期待は大きいと思う。歴史的な大統領になるかはこれからの政治によるものであるが、カリスマ性は群を抜いていると感じた。

 日本の首相である麻生さんが演説を行うときにはたして日本国民は何人集まるのだろうか?僕自身、麻生さんの演説よりも、夜中に起きてまでオバマ氏の演説を聞きたかった。アメリカは不況の真っただ中にあるが、新しいリーダーを自分たちで選んで勢いづいている。日本の現状を考えると、勢いもなく、沈んでいく一方である。なんとかしないと立ち遅れていく気がしてならない

牡蠣をほおばる

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 茨城県にある、食事どころで美味しい牡蠣に出会いました。贅沢をしようと思ったわけではありませんが、店長が良い牡蠣が入ったから食べていってよ!と威勢良く声をかけられたので、値段も高くなかったから注文しました。

 こんなに大きな牡蠣は初めて見ましたし、初めて食べました。トロトロで濃厚なエキスを食べているようでした。漁師さんが取ったものをその日のうちに仕入るらしく、日によってメニューが変わるらしいです。とってもラッキーでした。

 素材の味がそのまま伝わるということは、最高の贅沢ですなぁ。

 

 あけましておめでとうございます。2009年度がスタートしました。農業者大学校に入学して早9ヶ月が過ぎました。農業の難しさを実感とともに学ぶことができて、だからこそいかに楽しく農業を行うことができるか模索しています。

 お正月は実家に帰って羽を伸ばしていました。ほんの少しだけ梅の剪定を手伝いました。剪定は、おじいちゃんに教わりながら、大丈夫かナァと思いながら行いました。

 今年は農業研究機構の果樹研究所に勉強に行けるのでとっても楽しみです。なんとか梅の新しい可能性を調べて今後に活かしたいです。そういった意味では勝負の年になるかもしれません。

 余談ですが、新年の朝まで生テレビのなかで農業の話題が出ていました。様々な分野で農業の世界が注目されつつあります。乗り遅れないように頑張っていきたいと思います。

 

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プロフィール

プロフィール

堀井農園 代表(予定)
堀井 高志


京都府城陽市出身

城陽高等学校卒業

洛和会京都看護学校卒業

洛和会音羽病院勤務後

農業者大学校入学

2009年11月

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